【クライアント様】㈱地域計画建築研究所(アルパック)
【目的】会社全体の一体感をより高めるために役員会のあり方を問い直す。
【サポート】組織風土サーベイの結果を基に組織風土改善計画を策定。その後、役員会の対話プログラムを全4回実施。
【結果】役員会の現状についての共有認識が生まれ、役員会の使命とバリューが言語化された。
アルパック様は、働く人達の自由を尊重する組織風土で、一人ひとりの想いや個性をとても大切にされてきました。だからこそ、事業範囲が拡大し社員が増加する中で、「自由を大切にしながら、アルパックらしく、よりみんながイキイキと働ける組織づくり」を模索されているところでした。
そんなタイミングで、弊社の組織風土サーベイを受けていただき、会社の強みと課題を可視化した上で、役員会のチームビルディングをサポートさせていただきました。
会社全体をどうしていきたいのか?そのために役員会はどうあるべきか?
真摯に仕事に向き合われている役員のみなさん。だからこそ、熱い想いをぶつけ合い、受け止め合いながら、会社の未来を見据えた役員会の「使命」と「バリュー」を創り上げることができました。
プログラム
1回目:現状の役員会をどう捉えているか、その考えや想いを共有。
2回目:役員会が得意とする雰囲気 、チャレンジが必要な雰囲気などを切り口に、役員会の現状と可能性を探求。
3回目:役員会の使命を探求・言語化。
4回目:役員会のバリューを探求・言語化。
【1回目】レゴブロックで「役員会の現状」を一人ひとりが形づくり、俯瞰して全体像を共有
【2回目】役員会の得意な雰囲気、チャレンジが必要な雰囲気などを身体の感覚を使って探求
【3回目/4回目】役員会の現状と未来について改めて対話し、「使命」と「バリュー」を言語化
言語化された役員会の使命(MISSION)とバリュー。アルパック役員会の「らしさ」と「大切にしたいこと」が詰まっています。
役員の皆様のお声
本音で使命とバリューを熟議できた
代表取締役社長 中塚一様
私達も業務で、ワークショップや研修会などを企画運営するのですが、今回、コーチ役のようにカーニバルライフのお二人にサポートしていただき、充実した対話の場を持つことができました。
平常の役員会などでは、私達のようなフラットな組織でも、正論や正義を翳した仮面をかぶってしまう事もあります。今回のプログラムでは、心理的安全性を高めて頂き、本音で使命とバリューを熟議することが出来ました。真の成果は、言語化した使命とバリューを、私達自身が毎日の経営で具体的に行動に反映していけるかにかかっています。
本当に何を大切にしているのか、素直に語り合えた
執行役員 嶋崎雅嘉様
もともと、役員会の中でも多様な意見・価値観があることは認識していましたが、本当に何を大切にしているのか、大切にしていきたいのか、現在の問題点はどこにあるのかといったことについて、十分な時間をかけて議論することはなかったと思います。今回の研修会では、4回という時間を共有し、様々な対話のためのツールとプログラムを提供していただくことで、各人が考えていることを素直に語り合えたと思います。 今後は、皆でアウトプットした「使命」と「バリュー」に対する共感を、今後の役員会の運営、会社の経営に継続的に生かしていくことが重要だと考えています。
多彩なプログラムで本音や思いが共通の形になっていくのを実感
執行役員 絹原一寛様
「役員会のあり方を考える」時間が、いかに大切で、なのに普段の案件に追われて全くそのような時間がとれていなかったことに気づかされました。ベクトルを合わせていくためには、このくらいの濃密な時間とプロセスが要るんでしょうね。そして、カーニバルライフさんの多彩なプログラムで、回を重ねるごとに、皆の本音や思いが共通の形になっていくのを感じました。
研修後に役員会が劇的に変わった!とまではいかなくとも、互いの考えや大切にしていることが理解でき、距離感が縮まり、議論がしやすくなったように感じています。