レゴで真剣に遊びながらチームビルディングする(食品会社マーケティング部様)

大手食品会社マーケティング部様の研修で、レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用した半日プログラムを行いました。

対象 マーケティング部様 14名
時間 4時間30分
方法 2チームに分けて実施

目的
チームワークがよく、個性豊かなメンバーが集まっている。だからこそ、一人ひとりの個性が更に発揮できるパワフルな組織にしたい。

レゴ®シリアスプレイ®の特徴
①手を動かしながら考えることで、一人ひとりの価値観・想いやインスピレーション、イマジネーションが表出されます。
②作品について一人ひとりが語り、またお互いの作品に質問することで、100%の他者への注意と、100%の各自の参加を得ることができます。
③一人ひとりの作品をテーブルに配置し、全体を俯瞰して捉えることができます。
④全員が納得感と誇りを持ってコミットできるビジョン・目標などができあがります。

プログラム
1.レゴに慣れる
レゴ®シリアスプレイ®では、プログラムに入る前にレゴに慣れる時間を十分に取ります。
頭で考える前にレゴに触れて手を動かしながら作ることや、作品について語り、作品について質問するという流れに慣れます。
この準備を十分に行うことで、安心して次のステップに臨むことができます。

2.自分の強みを認識する
①「自分が認識している強み」をレゴで作り、一人一人が語ります。
②メンバーがそれぞれ、他の人の強みをレゴで作り合います。
③自分で作った「自分の強み」と、他の人に作ってもらった「自分の強み」をつなぎ合わせます。

作品のパーツを指さしながら、作品について語ります。

◆ポイント
・作品を通じて「自分が認識している強み」を語ることで、なんとなく感じていた自分の強みが言語化されます。
・他のメンバーから、自分の強みを作ってもらうことで、こんな風に見られていたのかと、自分では気づかなかった強みを認識することができます。

3.組織の理想の姿を共有する
①個人でそれぞれ「最高にパワフルになった理想の組織」を作り、一人ひとりが語ります。
②それぞれの作品の中から、一番大切な部分だけを抜き出し、そのパーツに名前をつけ、全員のパーツ名を全員が覚えます。
③それぞれのパーツを組み合わせて一つの作品を作ります。

完成後、それぞれのパーツの名前を組み合わせてストーリーをつくり、「全員が共有できる理想の組織像」として、言語化します。

全員で、理想の組織像の作品を作りあげます。

◆ポイント
・一人ひとりが理想の組織について語るなかで、「柔軟性がある」「メンバーが自律的に動けている」など、それぞれの価値観がでてきます。
・複数のメンバーから「お客様の健康のため」といった共通の言葉が出てくるなど、共通して大切にしていることが浮き彫りになります。
・一人ひとりの作品から抜き出したパーツは、メンバーの価値観が現れています。全員が全員のパーツの名前を覚えることで、互いの価値観を認識できると同時に、互いへの承認を深めることができます。
・「全員でつくった理想像」は、全員の大切な価値観が含まれているため、納得度の非常に高いものができあがります。

 

4.理想のチームに向けて自分ができるチャレンジを考える
「全員でつくった理想の組織像」を机の中央に置き、2で作った「自分の強み」がそこからどんな距離や位置にあるのかを考えて配置します。

理想の組織像と自分の強みとの距離や位置関係を考えます

最後に、「最高にパワフルな理想の部署に向かうための自分のチャレンジ」を一人ひとりが宣言して、プログラムを終了しました。

理想の組織に向けた自分自身のチャレンジを宣言

メンバーそれぞれが大切にしている価値観が含まれた組織の理想像は、部内で大切なビジョンになると思います!

ありがとうございました!

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