【東洋合成工業 ㈱様】安全文化の醸成〜すべては「本音で話せる」環境づくりから〜

クライアント様:東洋合成工業株式会社
目的     :安全文化の醸成のために、本音で話せる環境をつくり、ありたい姿を共有する。
サポート   :淡路工場において、管理職・部署ごと・工場全体のチームビルディングを実施。
結果     :本音が話せる文化の促進。工場全体及び部署ごとの「ありたい姿」の明確化。 

弊社の山下と、コーチ仲間である石川世太さんとの協働で、東洋合成株式会社様の淡路工場の皆さまのチームビルディングを約1年間サポートさせていただきました。

役職に関係なく、誰もが「もっと工場を良くしたい」「もっと会社を良くしたい」という想いや工場愛を胸に抱えていらっしゃいました。

私たちは、そんな皆様の出されたがっている心の声を表に出していただく後押しをさせていただいたのだと感じています。

チームビルディングの様子など詳細はこちらをご覧ください。(東洋合成工業様コラム)

社員の方のお声

全員の思いが発信・共有された節目の一日
今回の活動の意義は、何よりも「工場で働く全員が一堂に会した」という点だと思います。これまでも研修など部署を超えて人が集まる機会はありましたが、「全員」という機会はなく、東洋合成工業全体でも初めてなのではないかと思います。特に、工場長自らが工場のありたい姿を示されたことが印象的で、直接肉声で伝えたことで「世界No. 1 品質をつくっていこう」「そ のために安全文化を醸成していこう」という想いに全員が納得し、奮起することができたと思います。淡路工場の歴史のなかでも、全員の意識が変わった節目の一日になったと感じています。

淡路生産課 課長 小林裕之様

全員が同じ思いであることを共有できた
「レゴ®シリアスプレイ®」を使ったチームビルディングが印象に残っています。1回目では品質管理課の今の姿を、2回目は品質管理課の理想の姿をレゴブロックで表現したのですが、普段は知ることのないそれぞれの本音に触れる機会になりましたし、何よりも今感じている課題や目指したいことがとても似ていたことが印象的でした。このチームビルディングがあったからこそ、品質管理課として「安全、コミュニケーション、システムの強化という3つを大事にしていきたい」という目標を共有できました。現在は、その3つを大切にしながら業務に当たっています。

淡路品質管理課 山本有咲様

本音を出すことで訪れた気持ちの変化
入社して5年が経過しますが、これまで「本音」を言う機会はあまりなかったと感じています。そのなかで、ときに悶々と悩むこともありましたが、今回思い切って本音を出してみることで、「自分はこうしたい」という思いが明確化され、前向きな気持ちになれたと感じています。他の方の意見を聞けたこともとても貴重で、特に工場長の「一人ひとりが主役となる工場にしていこう」という言葉は、「自分も実践していきたい」と素直に思えました。「みんなちがって、みんないい」という言葉がありますが、それぞれの個性を発揮し、混ざり合える有意義な取り組みだと感じています。

淡路生産課 土居竜也様

ベクトルを共有し前向きな雰囲気が醸成
もともと工場全体、課全体でベクトルを合わせていく必要性を感じており、工場としては「世界No. 1淡路品質」、業務課としては「みんなでもっと助け合おう」という方向性を共有できたことはとても意義があったと感じています。何よりも変わったのは、一人ひとりの意識です。例えば、これまでは他の社員から提案を持ちかけたとしても、「できない理由」を探しがちでポジティブになれない面がありましたが、まずは前向きに傾聴するシーンが増えたと感じています。一人ひとりに、目線を外に拡げて協力し合う姿勢が培われたことは、大きな成果だと感じています。

淡路業務課 副主事 武田博様

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