【クライアント様】株式会社WELLZ UNITED(京都府福知山市)
【目的】人とチームを成長させるコツを学び、互いをサポートし合う関係性を強くする(チームビルディング)
【内容】リーダー向けの社内研修において、アクションラーニングを活用したチームビルディング研修を実施
【効果】①質問を通じて、他部署メンバーの視点を共有できた②問題提起者の問題解決の糸口が見つかった
2025年8月、株式会社WELLZ UNITED様のリーダー層研修「リーダーズアカデミー」の一環として、アクションラーニングを活用したチームビルディング研修を提供させていただきました。
株式会社WELLZ UNITED様は、信頼資本経営を掲げ、社員・お客様・地域など、関わるすべてのステイクホルダーの幸せを目指した経営をされています。私たちカーニバルライフが「こんな企業が増えてほしい」と願う、まさにその体現者のような企業様です。

対象と進め方
研修の対象は、各部門から集まった約20名のリーダー層の皆さま。
当日は、参加者のうち1名が実際に直面している課題を共有し、他のメンバーが「質問のみ」で対話を展開しました。アドバイスや意見は一切NGというルールのもと、問いかけを重ねながら課題の本質に迫りました。
「問題を感じている」ということは、まだ解決の糸口となる“アクション”が見つかっていない状態とも言えます。
この研修では、他者からの「質問」を通じて個人が自身の課題の本質に気づき、自らの力で解決に向けた行動を見出すことを主眼としています。
さらに、その対話のプロセスをチーム全体で経験することで、相互理解と信頼を育み、チームとしての関係性や協働力を高めていくことを目指しています。

研修を終えて
「質問しかしない」というコミュニケーションに当初は戸惑われていましたが、終わったあとには、自分の経験や視点を“質問というかたち”で仲間に還元することの意義を、参加者一人ひとりが実感してくださったように感じています。
また、課題を提示してくださった参加者からは、
「話してよかった」
「セッションで見つけたアクションを、さっそく実践してみたい」
といった前向きな感想もいただき、私たちもうれしく思いました。
アクションラーニングの魅力は、「誰かの課題をテーブルの真ん中に置いて、みんなで一緒に向き合う」ということ。立場や役割を越えて、“ひとつの問い”を一緒に考える体験を通じて、組織の土台となる関係性をさらに深めるという時間になっていたように感じます。
次回の研修は10月を予定しています。
さらなる対話と学びが深まる時間となるよう、またご一緒できるのを楽しみにしています。