プロフェッショナルとは、自分が何者か公言すること

「プロフェッショナルとは、自分が何者で、何ができて何ができないかを、自分の責任でプロフェス(公言)すること。自分の名前で生きる勇気を持つこと。」
このプロフェッショナルの定義はわかりやすい。
もちろん組織の中か外かという問題ではない。

ただ、自分が何者か語れるようになるためには、勇気の前に、自分が何に対して充実感を持つのか、自分の声をしっかりと聞けることが必要だと思う。
それは特別な力ではなくて、訓練と誰かの手助けと根気さえあれば、本当は誰でもできるはず。
コーチングはそのためのお手伝いをするものだと思う。

最近、働き方、生き方の本を読んでいると、角度を変えながらも、いろんな本で同じようなことが書かれている。
・人生100年時代に突入している。教育→就職→余生という単純なサイクルは破綻している。
・知識を囲いこまずにオープンにすることで信頼を得られる。信頼性は資産。
・技術進歩で、なにかを実行するハードルはどんどん下がっている。PDCAサイクルではなくDCサイクル。
・人生を豊にするコストは以前と比べて格段に安くなっている。
・多様性のない組織は変化に耐えられない。
良い悪いは別にして、これが大きな流れなんだろうと思う。