8月に、フィジー共和国に、5泊7日でバカンス&視察旅行に行ってきました。(オーストラリアの東の方です)
4年前からずっと行きたくて、やっと行けました!
なぜ行きたかったかと言うと、フィジーは、「世界一幸せな国」だからです。
具体的には、「世界幸福度調査」(米国の世論調査会社GIAとWINによる共同調査)で、何度も1位になっています。
この調査は、「自分の人生はとても幸せ、幸せ、どちらでもない、不幸、とても不幸のうちどれだと感じますか?」という質問で、「幸せと感じている人」から「不幸と感じている人」を差し引いた純粋幸福度をもとにランク付けしているものです。
つまり、国連が行っている客観的指標による調査ではなく、主観的指標による幸福度調査です。
2018年度の結果は次のとおりです。
フィジ―が1位で、純粋幸福度が92ポイント
日本は18位で、純粋幸福度が54ポイント
(日本、順位では善戦しますが、ポイントには少し開きがありそうです)
ありがたいことに、今回のツアーでは、2007年からフィジーに移住している永崎裕麻さんが帯同してくれました。
ブログで、フィジーで学んだこと、感じたことを少しずつお伝えしたいと思います。
1回目の今回は、衣食住のその先です。
実際に行った感想として、フィジーってどんな国?を一言で言うと、
とにかく、みんな満面の笑みで挨拶してくれる!です。
ほんとに、みんな幸せそうなのです。
その理由は、たぶん1つではなく、いくつかの要因が絡み合ってると思います。
その一つは、所有欲が低いことだと思います。
永崎さんのお話では、フィジーは衣食住の心配が少ないらしいのです。
まず、常夏の国なので、Tシャツと短パンorスカートさえあれば、服は大丈夫。
そして、主食であるキャッサバ芋は、栽培がとても簡単。
さらに、土地の多くは、村のような共同体が所有しているため、住む場所がなくなる心配が少ない。
推測ですが、人間は衣食住の心配が減ると、生物的な危機感が減り、物の所有欲が減るのではないでしょうか?
日本に住んでいて、多くの人は、衣食住に本気で困る経験は少ないと思います。
でも、「いつ、衣食住のどれかが脅かされるかもしれない」という不安をどこかで抱えているのかもしれません。
最近、ある方から
「転職する時に、家族を養えるか不安があったけど、本当に必要なお金を計算したら、思ったより少なかった」
という話を聞きました。
日本は豊かになったが故に、無意識に人と比べて自分の生活水準を考えてしまうのかもしれません。
私もそうです。
自分にとっての本当に必要な「衣食住」を具体的にイメージできれば、無意識の不安が減るかもしれない。
フィジーに行ってそんなことを感じました。
ー誰もが主役になれるー
合同会社カーニバルライフ 代表
山下比佐暢