「世界一幸せな国」フィジーに、5泊7日でバカンス&研修旅行に行ってきました。
(なぜそう呼ばれているかについては、以前のブログをご覧ください)
フィジーで学んだこと、感じたことを何回かに分けてお伝えします。
3回目の今回は、「役割」が持つ役割です。
フィジー人の祖先が上陸したヴィセンセ村を訪問しました。
フィジーの村では、血族ごとに役割が決まっているとのこと。
村長の血族
村のスポークスマンの血族
楽器を演奏する血族
など、村での役割が生まれながらにして決まっています。
※村のスポークスウーマンとフィジー語の挨拶「ブラー」を叫んでます。
昔は、経済が村の中で完結する部分があったのかもしれませんが、今は、みんな外で仕事をしながら、村の役割を担っています。
ただ、なんらかの理由で、外で仕事をできない人は、村での役割を担うことで生活をしているようです。
つまり、村の中には、生きる上で必ず何かの役割があるということです。
また、別の日に所得の低い方が暮らすエリアを訪問しました。
オーストラリアやニュージーランドの支援で、1日1ドル以下で生活できる村のような居住区です。
ここでは、生活する人が、自分たちで家をつくったり直したりという役割を担っています。
※家の屋根に使うネジを数えるというボランティアをしました。(あと、ペンキ塗りも)
※サッカーも楽しみました。
みんな、楽しそうに暮らしています。
人は自分の存在価値がゆらぐと、幸福感が減るのだと思います。
私は、仕事などで与えられた役割をこなすだけでなく、自分の価値観と役割を結びつけることが、幸福感につながると信じています。
ただ、その手前で、「役割がある」ということは、人や社会とのつながりを感じ、幸福感を得るためのセーフティーネットの役割があるということを感じました。
人にはいろんな役割があります。
・仕事での役割(上司、チームリーダー、●●担当)
・家族での役割
・友人としての役割
・地域での役割
・その他、コミュニティでの役割
あなたはどんな役割にうれしさを感じますか?
あなたはどんな役割を人に与えていますか?
ー誰もが主役になれるー
合同会社カーニバルライフ 代表
山下比佐暢