メモの本質はノウハウではなく姿勢である

この本に書いてるノウハウはシンプルで、
①気になった事実
②それを抽象化した考え
③それを今やってることに転用
というのを普段からノートに書くというもの。

最近、アート思考とか右脳思考とかが話題になっているけど、私は、直感を鍛えるには、物事を抽象化する習慣を身につけるのがいいのではないかと勝手に思っている。画家や音楽家の人は、世の中の事象を抽象化する能力に長けてるんではないだろうか。

この本を読んだのがいいタイミングだと思って、ポケットサイズのちょっといいノートを買って、一週間メモをとってみた。これが、なかなかよかった。
抽象化することはなんとなく頭でやってる時はあるけど、それを文字にして、さらに転用のアイデアまで考えるというのは、後々、すごく役立ちそう。

あと、この本に書いていることではないけど、メモをとって思いがけずよかったのは、自分が響くポイントに自覚的になること。自分の価値観や今の関心事に、すごく敏感になる。
メモはその人の姿勢を表すものだと実感した。

これからもメモを続けようと思う。