発する言葉の自分への影響力

私(山下)は、2019年3月から12月まで、CTIという機関のリーダーシッププログラムに参加しています。
10カ月の間に5日間または6日間の合宿が4回あり、その都度、自分の限界を越えることにチャレンジしたり、合宿の間に課題があったりと、かなりドSなプログラムです。
そこでの学びを少しずつ、ブログでみなさんにお伝えしたいと思います。

シリーズ4回目の今回は、発する言葉の自分への影響力です。

普段、私たちは人に説明したり、想いを伝えたりするために言葉を使います。
つまり、人が言葉を発する時は、他者を意識しています。

でも、自分が発する言葉は、自分に対しても大きな影響力を持ちます。

ある本の言葉を借りると、人の一生は、その人が自分に言い聞かせてきた言葉の集大成に過ぎません。

私は、これは本当だと思っています。

あなたの性格や考えが言葉をつくるのと同時に、あなたの発した言葉があなたの性格や考えをつくります。

ポジティブな性格だからポジティブな言葉が出るという面ももちろんあります。
一方、ポジティブな言葉を発することで、あなたは自分がポジティブな性格だと自分に言い聞かせることができます。

では、言葉を発する時に、何に気をつければいいのでしょうか?

それは、正しい言葉を使うことです。

ここで言う「正しい」とは、社会的に正しいとか、常識的に正しいとかいうことではありません。
事実なのか、理屈が通っているのかということでもありません。

ここで言う「正しい」とは、あなたにとって正しいかどうかということです。

言い換えれば、あなたにとって糧になるか、あなたの本当の願いに反していないかということです。

人に褒められた時に、「いえ、私なんてたいしたことないです」という言葉は、あなたの糧になるでしょうか?

「あいつにはこの仕事無理だろうな~」と言っているあなたは、人を評価する人間になりたいと本当に思っているでしょうか?

「誰でも我慢して仕事をしているのだから、君もしょうがないよ」と言っているあなたは、我慢する人生を歩みたいと本当に思っているでしょうか?

こんなことを書いている私も、過去に人を評価する言葉をたくさん使っていました。
そして、その時は、いつの間にか、自分自身も人に評価されることに重きを置いてしまっていました。

人に対して「素晴らしい」というあなたは、きっと、自分の素晴らしさにも敏感になるでしょう。

人に対して「やればできるよ!」というあなたは、きっと、自分の可能性も信じることができるでしょう。

ぜひ、あなたにとって「正しい言葉」を使ってください。
ぜひ、あなたにとって「正しい言葉」を自分に言い聞かせてください。

あなたは自分と人にどんな願いを持っていますか?

ー誰もが主役になれるー
合同会社カーニバルライフ
山下比佐暢


〈お知らせ〉
2019年11月7日(木)19時30分~21時
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