モノの時代からココロの時代へ

昨日、お世話になっている方と夕食をご一緒させていただきました。
その方は、30年以上、金融機関で勤められている方で、いろいろなお話を聞かせいただき、とても楽しく、また勉強をさせていただきました。

その中で、その方と私(山下)で共通して感じていることは、
これからは、間違いなく「ココロの時代」だということでした。

私の親の世代は、子どものころは貧しく、物がない時代でした。
そうした時代に、物質的に恵まれれば幸せになれるというのは、ある意味、真実であったし、その価値観は当然のものだったと思います。

でも、ある時から、
「おや? 物質的に豊かになるだけでは、幸せになれないかもしれないぞ?」
と感じる人が増えてきたように思います。

多くのお金を稼ぐこと
欲しい物を手に入れること

こうしたことはもちろん悪いことではなく、大切なことです。
でも、これだけでは、充実感は自分の外側からやってくるものとなってしまいます。
そして、それらが手に入った瞬間は満たされますが、その後は、満たされてない状態になってしまいます。
常に喉が渇いた状態になってしまいます。

こうした渇いた状態から抜け出すために、
物を持たない「ミニマリスト」という人たちが増えてきたのだと思います。
いつの時代も、若い人たちは敏感です。

もちろん、私たちが今、こうした状態にいるのは、日本が物質的に豊かになったからであって、
親の世代、先輩方が努力をしてくれたからこそであることは間違いありません。

では、次の時代、「ココロの時代」はどこに目を向ければいいのでしょう?

それは、
自分が心から楽しいと思えること
自分の心が満たされていると思えること
自分が本当に大切にしていること

こうしたことに目を向け、日々、それを大切に生きる(行動する)ことだと私は思います。
幸せを自分の外側に求めるのではなく、内側に求めるという言い方もできるでしょう。

ポジティブな捉え方をすれば、
自分の幸せは自分で決められる!
ということでもあります。

ただ、そこに向かうためには、少しの工夫が必要です。
自分の内側に目を向けることが大切です。

昨日、夕食をご一緒した方も、仕事以外で、自分の特技を活かしたボランティア活動をされながら、今後やっていきたいことを模索されていました。
何歳になっても、そういうことをされている方は、素敵です。

ぜひ、ご自分の内側に何か問いを持ち続けてみてください。

みなさんは、お金の心配がなければ、何をやってみたいですか?
こうした問いの中にヒントがあるかもしれません。

ー誰もが主役になれるー
合同会社カーニバルライフ
山下比佐暢