「自分が行動を選択する前から、自分の外界を意味付けして判断している瞬間から、影響力は発信されている。」
「私たちは事実を事実として捉えるのではなく、解釈や意味付けをしている。」
例えば、一人で仕事を進むるのが早い部下のことを、スピード感があってよいと思うこともできるし、もっと相談すべきだと思うこともできる。
そのことを言葉に出さずとも、周りはその人がどう認識しているのか無意識に察知する。
これが影響力になる。
だからといって、急にいい人になろうとか、いい意味付けをしようとかしても、難しい。
まずは、自分が、一つ一つの事実をどう意味付けしているのかを自覚することが大事で、事実と解釈を切り分けることに慣れるのが第一歩だと思う。
私自身、振り返ると、やはり腹が立ったりした時とか、不安な時は自分の解釈に気持ちが引っ張られることが多い。
そういう時こそ、自分のリーダーシップを成長させるための、訓練、チャンスと思えたらいいのだろう。