なぜ、今、レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用したワークショップが注目されているのでしょうか?
レゴ®シリアスプレイ®メソッドは、個人や組織の可能性を最大限に開放して、場に参加する全ての人が気づきとコミットメントを得ることができるファシリテーションテクニックです。
2001年にLEGO®社によって開発され、現在、世界30カ国以上で活用されていて、NASA、グーグル、トヨタ自動車、ソフトバンクなど、数多くの企業、官庁、大学などで採用されています。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドの3つの特徴
特徴① 潜在意識が引き出される。
私たちの意識のうち、顕在意識は10%に過ぎず、残りの90%が潜在意識(無意識)と言われています。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドでは、参加者が、あるテーマに対して、考える前にレゴブロックを使って作品をつくります。
このことで、作品の形、色、高さなどに潜在意識(無意識)が現れ、視覚化されます。
特徴② 100%対100%の深い対話が生まれる。
自分の作品について、一人ひとりが、同じ時間だけ語ることにより、全員の考え・想いが等しく場に出されます。
さらに、それぞれれの考え・想いが、言葉に加え、情報量の多い「作品の形、色、高さ」などで表現されるため、様々な角度で質問が出され、100%対100%の深い対話が生まれます。
また、全員の作品の、距離や位置、角度を考えて配置することにより、チーム全体の考えを俯瞰して捉えることができます。
特徴③ 全員のコミットメントが生まれる。
全員の意見の共通点を答えとするアプローチでは、誰も反対はしないけど、心から納得している人は一部だけという結果になりかねません。
レゴ®シリアスプレイ®メソッドでは、一人ひとりの作品の最も大切な部分(コア)を持ちより、一つの作品をつくることで、全員が納得感と誇りを持ちコミットメントできる決定事項や、ビジョンなどをつくり出すことができます。
活用例
- 幹部層、新入社員同士などで、本音や価値観を共有する。
- 組織の良い面、課題を含めた現状認識を共有する。
- 全員がコミットメントできる未来像やビジョンなどを作成する。
- 組織としての、また個人としての行動指針をつくる。
- 一人ひとりの個性や強みをより発揮する方法を見つける。
など、組織運営、チームビルディングの様々な場面で効果を発揮します。