開催情報
2019. 10. 17(木)
10. 24(木)
両日とも18:30〜21:00
※2回連続講座のため、2日間とも参加できる方が対象です。
場所
日本CEO協会 烏丸NEWオフィス
〒600-8090 京都市下京区綾小路通烏丸東入る竹屋之町251番地2 ナカムラビル2F
定員
15名(最小催行人数6人)
参加費
部下の育て方に悩んでいる人のためのコーチング講座
組織のマネジメントが思うようにいかない。
思うように人が成長しない。
その原因は、組織内のコミュニケーションにあるかもしれません。
あなたの組織はみんなが安心して本音を出せているでしょうか?
相手の成長を心から信じているでしょうか?
コミュニケーションの方法は、相手に教える「ティーチング」と、相手の考えを引き出す「コーチング」の2つに分けることができます。
コーチングは、主に質問を通じて、相手の無意識に働きかけることで、気づきをもたらし、自発的な行動を促すものです。
理想的なコミュニケーションの割合は、ティーチンング2割、コーチング8割だと言われていますが、残念ながら、多くの組織において、その割合は逆転しています。
組織内のコミュニケーションにおいて、コーチングの割合を増やすことで、以下の効果が期待できます。
①部下(相手)が
・自分の気持ちが尊重されていると感じ、本音を出せるようになる。
・自分の気づきに基づいて自発的に行動するようになる。
・仕事へのモチベーションがアップする。
・深く考える習慣が身につき、成長のスピードがアップする。
②コーチングする上司(自分)も
・自分を俯瞰して見ることができるようになり、成長につながる。
③組織全体として
・一方通行ではなく双方向のやり取りが増え、職場のコミュニケーションが良好になる。
ただし、コーチングは、単なる質問のスキルではなく、相手をありのまま承認する心や、相手の気持ちに好奇心を向ける姿勢などが伴って初めて効果が生まれます。
この講座では、スキルはもちろん、コーチングを行う際の在り方も体得できるワークショップ形式で行います。
お伝えする内容
以下の内容を、講座+ワークにより、理解し体感いただきます。
①傾聴
傾聴の3つのレベル
②承認
「相手を先入観なく受け入れる」「相手の感情を評価せずに受け入れる」といった承認のあり方
③好奇心
コーチングの際、どこに好奇心を向けるべきなのか
④質問
質問の基礎
質問の応用(質問の方向性、コツ)
講師
山下比佐暢
(合同会社 カーニバルライフ代表、米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ、協働アドバイザー)
15年間の京都市役所勤務を経て、プロコーチとして独立。
京都市役所では、補助金に頼らない市民活動支援制度の創設、市役所の縦割りを廃してワークショップサポートを行う制度の創設などに取り組む。また、市民と行政とが協働して政策を考えるワークショップを数多く実施。
プライベートでは、人と人が価値観で結びつき、チームの一人ひとりがリーダーシップを発揮して進むことを支援するコミュニティ・オーガナイジングという手法を広めるワークショップを継続的に実施。
社会活動に取り組む人々と関わる中で、「与えられた役割の中で生きるのではなく、心の声に従って主体的に行動することの大切さ」「社会との関わりの中で充実して生きることの尊さ」を実感する。
こうした経験の中で、人が自分の価値観に従って人生を進むことをサポートしていきたいという想いから、世界20カ国以上で行われているコーアクティブ・コーチングを学び、プロコーチとして独立。
現在は、会社員、公務員、経営者、NPO代表など様々な方に、1対1のコーチングを通じて、本当のやりたいことを見つけるサポート、力の出る方向にエネルギーを集中させるサポートなどを行っている。
また、コーチングの手法を広く普及させるため、これまで10回程度ワークショップを重ねるとともに、組織内研修を行っている。