事業や日々の暮らしを通して感じたこと、
気づいたことを綴っています。
2019.11.7山下の想いや気づきあれこれ
「京都をつなげる30人」始まりました。~対話の難しさと楽しさと~
2019年10月29日、京都をつなげる30人が始まりました!
これは、企業・行政・NPOなど様々なセクターから30人が集まり、社会課題の解決に向けて立案・実行にチャレンジする約半年間のプロジェクトです。
東京では、「渋谷をつなげる30人」の第4期が今行われていて、京都では初開催となるものです。
(主催)
Slow Innovation株式会社
(共催)
まちとしごと総合研究所
龍谷大学 地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)
(協賛)
京都市
私(山下)は、ありがたいことに30人の1人として参加させていただくことになりました。
1日目の詳細は、詳細は、こちらの活動レポートをご覧ください。
本当は、Slow Innovation株式会社の野村恭彦さんの想い、集まった人達の楽しさなど、いろいろお伝えしたいことがあるのですが、このブログでは、1日目での私の気づきを中心にお伝えします。
私の1日目の大きな気づきは、対話の難しさと楽しさを改めて感じたことです。
1日目は、もちろん自己紹介から始まりました。
その後、自分たちが関心のある課題に対する「問い」を考え、深めるというワークショップをいくつか行いました。
私は、6人グループで話をしていたのですが、同じ興味で集まったグループのはずなのに、次のワークショップで出す「問い」がなかなか決まりません。
なぜかというと、みんな大切にしているものがあり、同じ興味ではあるけれども、突き詰めると少しずつ違うからです。
もう少しで決まりそう!となっても、違和感がある人は、その違和感を正直に場に出します。
そして、対話を大切にしている人が多いからこそ、お互いの価値観を尊重し、なかなか決まりません。
でも、「その価値観の奥に大切にしているものは何か」など、もう一段想いを掘り下げて話し合うことで、ふと、共通項が見つかる瞬間がありました。
現実的には時間の制約もあり、100%全員が納得した「問い」ではなかったかもしれません。
でも、少なくとも、誰かが違和感を感じた時に、その想いを大切にしたからこそ、一段深い共通項にたどり着いたのだと思います。
1日目が終わってから、ふと、これまで自分のことを思い起こしました。
例えば6人の会議で、1人が疑問を投げかけた時に、
「もう少しで決まるところだったのに。。。」
という思いを抱いたことが、私にはよくあったように思います。
その時の「もう少し」は、きっと「6人のうち5人」という数だけを見ていたのでしょう。
でも、1人でも違和感を持っていて、その違和感が実は大切なものだとしたら、
「もう少し」というのは思い込みで、
実は大切なことは「全然決まっていない」ということもあったかもしれません。
1人の違和感が、大切な大きなきっかけを生むことがあります。
現実的には時間の制約が必ずあります。
でも、その制約ぎりぎりまで、1人1人の違和感を大切にする。
そんな対話の場を心掛けていきたい。
と改めて感じた1日でした。
あなたが持つ違和感の奥にはどんな想いがあるでしょう?
ー誰もが主役になれるー
合同会社カーニバルライフ 代表
自由な生き方への扉を開くコーチ
山下比佐暢
自由な生き方への扉を開く
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~月2時間で理想の自分に~